loanword

外来語ってのは、あれだな。ガラパゴスだな――とふと思った


外来語の多用の背景には、日本語で表すとどうしてもついてくるエモーショナルな部分が無いニュートラルな感じが使い勝手の良さを感じさせるところがあるんじゃないか?
例えばメクラと言わずブラインデッドって言っとけみたいな。


でも実のところ英語話者には英単語には全部エモーショナルな意味が張り付いていて、ニュートラルな使い方なんてありえんだろうというね。


だから、外来語多用するのはちっともグローバルじゃなくて、その動機からしてそもそもガラパゴスなんじゃないかなと。




――と、外来語を多用しながら書いてみる試験。
ガラパゴス島国根性と置き換えてみると、あら不思議。我ながら良い論点を思いついたと感じていたのが凄いありふれた言明に見えてくるという。「島国根性」ってクリシェの凡庸さ加減がもう。エモーショナルとかニュートラルとかほんとに実は大したこと無いじゃーんみたいな。