2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

経済学は科学か?

以下が、わりと興味深いエントリで、考えさせられた。 このような論説が行われており、しかもこれが、経済学徒に抵抗なく受け入れられる論説であるなら*1経済学は未だ科学足りえてないのではないのだろうか?http://d.hatena.ne.jp/kuma_asset/20091111/1257…

日銀の統帥権干犯問題と時代の空気

日銀総裁人事に民主・西岡氏、反省の弁民主党の西岡武夫参院議院運営委員長は17日の記者会見で、同党が昨年、日銀総裁に武藤敏郎・元財務次官を起用する国会同意人事案に反対したことについて反省の弁を口にした。 西岡氏は、「純粋に武藤さんがいい、悪い…

砂漠で水を掘り当てたら

ドイツ銀のラスベガス・カジノ、資金面で水面下―実際に冠水の恐れも11月16日(ブルームバーグ):独銀最大手、ドイツ銀行が差し押さえによって自分の物にしたラスベガスの複合施設、コスモポリタン・リゾート・アンド・カジノは、現時点で完成が2年遅れ、工…

今度は日銀サイドの比喩を考えてみた

先日はマスコミ向けの(w)リフレ宣伝のキャッチフレーズというか判りやすい比喩を考えてみたけど、今日は、日銀サイドに立った比喩も考えてみたりする。日銀が本気で貨幣流通量を増やすというコミットメントをおこなうためには、新発の国債とか残期のいっ…

金融・財政政策を組み合わせた場合

インフレ期待が醸成されない中でヘリコプターマネーを投入し続けると、(政府の赤字と引き換えに)いろんな個人・法人にお金が溜まっていき… (この状況は日銀にとっては悪夢そのものですね。国債暴落・貨幣価値喪失を避けつつ流動性吸収する手段が失われる。…

リーマンショックの頃の思い出Ⅱ

「クルーグマン:私がなぜファースト・ベストの政策を諦めてサード・ベストに辿り着いたのか、あるいはすべて池田先生(みたいな人達)が悪いんじゃボケ!の巻」を読んで、もう一個思い出した。まだグリーンスパンが「100年に1度の津波」とか言い出す前だっ…

リーマンショックの思い出

"Economics, Technology & Media"での紹介記事。2007年初旬に金融崩壊を予言してた人 ファーバー:証券株が上がってる限り、まだ過剰流動性がある。しかし、他のところでは信用収縮の兆候がある。サブプライム・ローンは借りるのが難しくなってるし、スプレ…

ハイパーインフレと国債

なんか、勝間和代さんのブログでのプレゼン報告以来、リフレ政策が盛り上がってますね。 すごい画期というか。ついこないだまでとはえらい違い。で、id:koiti_yanoさんのブログまで*1、コメント爆発してて驚いた。で、本文のところで ハイパーインフレになる…

日本人の「羨ましいほど健康なライフスタイル」(フィナンシャル・タイムズ)って

危ないほど低い出生率と、羨ましいほど健康なライフスタイルと高度な保健医療が相まって、日本の人口は急速に高齢化すると同時に縮小しつつあるからだ。『日本の財政の脆さ 少子高齢化という時限爆弾』 いまやコンビニ弁当とか肉ばっかじゃん。 バランスの良…