床屋談義

ドイツはこの日曜日に総選挙だってね。
で、メルケル首相の写真を見てて思ったんだけど、
参院選後、次の総選挙あたりで女性党首を立てるってのはどうかね、自民党
ありきたりだけど。
マーケティング的に考えて、やってきそうだよね。
かつての、土井社会党党首@長期低落傾向って前例があることだし。
野党という事で(とか、マスコミ内部の思惑とかで)、きっと昼間のテレビに好意的に取り上げられるから高齢者と専業主婦の好感度は「熟知性の法則」でアップするだろうし。
社会党みたく「ほぼ」無くなっちゃうかも知れないけど、小選挙区制であるかぎり対抗大政党は復活してくるだろうね。その場合、党の名前は変わっちゃうだろけど。小選挙区制ってのはそういうもんだ。

とりあえず、民主党には所得再配分できる高福祉の大きな政府を目指して欲しいなぁ。
効率的かつ大きい政府。
大きい政府=所得再配分政府で、格差是正
著しい経済格差は経済成長にもマイナスだしね。
蜜月期間のうちにやれば、わかりやすい=受け入れやすい説明をマスコミがサポートして報道してくれるかも。
増税って事になると景気回復しないと無理すじかなぁ。
でも、納税額の算術平均値(決して中央値ではなく)から上だけ所得税増税しても景気対策的には大丈夫だと思うんだよね。
納税額が算術平均以上って『脱貧困の経済学』の書き方(納税額が受けるサービスより大きいのは収入1000万円以上とか)によれば所得1000万円あたりが境界になるのかな。
これって多分2σよりだいぶ上だよね。給与所得者の上位5%が1000万円以上という統計見た事あるし。世帯収入じゃなくて個人収入だけど。
だから景気に及ぼす負の効果は限定的かなと。
あと、どうせ引退世代間の授受なんだから、相続税もドカドカとれば。
もちろん「お金持ち」限定で。
積みあがった金融資産は政府が吸収しないと。
それで経常収支の慢性黒字も是正されて円高解消、輸出企業復活、デフレ脱却と。

民主党が政府を大きくすりゃ自民党も健全保守政党として論陣張れるでしょうし。
ま、これはどうでも良いけど。