インテリジェント・デザイン
これは歴史になる。
合成生物学の画期。
研究チームは、この方法を、生命の基本的な仕組みの解明や、環境・エネルギー問題の解消に役立てられると考えている。具体的には、バイオ燃料の収量アップを可能にする細菌、温室効果ガスの一種である二酸化炭素を除去してくれる藻、新たなクリーンエネルギーの開発などが期待される。
うわあ。大丈夫かいな?
温暖化の阻止に一定の役割を果たすレベルで二酸化炭素を除去できるほどの人工バイオマス?
んなことして生態系に不可逆のインパクト引き起こしたらどうすんの?
回収できないよ?
ま、まだまだ先は長いというか、研究者が(まして民間の研究者が)「応用」をうたうのは定型の所作みたいなもんだろうけど。
ところで、こういうのって「インテリジェント・デザイン」を主張してるアメリカのキリスト教原理主義なんかにはどんなインパクトがあるんだろう?
- まず自然にありそうなのが神をも恐れぬ行為と反発?
- とはいいつつインテリジェント・デザインが可能である事が証明された!と引用?(笑)
- つうことは神の相対的な地位の低下?*1
…ボディブロー的な思想的インパクトは巨大そうだ。
もちろん影響は宗教にとどまらないだろうけど。
*1:すべては全能なる神の計画の一部…とかいう信仰の持主は影響されそうもないけど。そんな人は元来インテリジェント・デザイン説なんて必要としないよね、多分。