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政治家が検察に取り調べられたとき、たとえ政治家が無罪を主張しても、自動的に有罪であるかのごとく扱う風潮がマスコミにある。
そして、それは記者個人個人の総体、いや、我々日本人に広くある傾向の反映なのだろう。
紙面では、建前上は、推定無罪の原則から逸脱しないようにするが如く
「説明責任を果たす義務がある」と主張する。
だが、どんな説明をおこなってもそれは報道機関の伝える論評の中では「不十分」で「納得がいく」ものになることはないのだ。
「くがたち」か
魔女を沈める池か?
前近代的断罪…
- 作者: カレル・ヴァン・ウォルフレン,井上 実
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/03/02
- メディア: 単行本
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