リフレ派なオレが自民を見限り敢えて民主に投票する理由

明日はいよいよ衆院選
リフレ派なオレとしては、安倍さんの政策が一番理にかなってるように思う。
反面、安倍さんが緩和政策を維持し続けられるか不安。
金融緩和政策が景気に効いていく経路で最初に起きることはインフレによる実質賃金の低下だろう。それと、実質金利の低下。普通預金では目減りするような。インフレで好景気になり、好景気起業から賃上げなんてことが起こり出すまでおそらく3年。次の衆院選挙だ。
その前にマスコミは叩くだろうねぇ。緩和政策。インフレだ大変だ庶民の生活ガー。
それでもやり遂げないとならない。インフレ期待を定着させるまで。


インフレが定着するとタンス預金も世間に還流してくる。国債金利も上がる。
タンス預金の還流でインフレが加速するかもしれないし、金利上昇を見越して外人は国債を売り浴びせる。国内金融機関の中には評価損を抱えきれなくなるところも増えていくだろう。
それでもやり遂げなくてはならない。


お腹がピーだった宰相に任せられるのだろうか?やり遂げられるのだろうか?
まあ、体調が精神に及ぼす影響は人が思うよりはるかにでかいわけで、「良い薬」で安倍さんが決断と信念の人に変貌してるかもしれないわけではあるけれど。


そして何より気がかりなのは、安倍さんは国民福祉が今後のGDP成長の鍵だということがわかってないんじゃないかということ。
っても、国民福祉が今後のGDP成長の鍵だってのはオレの考えなんだけどね(笑)


何時まで経っても労働市場軟調なのは、要するに供給過剰だからなわけだけど、需要超過させるには福祉しか無いと思うんだよね。
もちろん、列島改造の頃の「消費は美徳だ」な路線でも良いのだけれど、たぶんそれはもう時代にそぐわない。
北欧諸国のごとき高負担高福祉だけが、さらなるGDPの成長、ひいては安倍ちゃんの好きな「国力」を増大させる唯一の道。

アンド、ヒステリックな脱原発も日本のためにならないよ。(長期的には廃止しかないと思うが、政治的に見て)
――と考えると、消去法で、民主党しかないんだよなぁ。共産党でも良いのかもしらんが。
よくわからん…