海外マスゴミの思い出
ブラジルの航空機事故のブログ記事から追いかけてたら1985年の日航機事故の動画映像でマスゴミがストレッチャーで運ばれる生存者にマイクを突きつける場面に遭遇した。
あの頃のマスゴミは酷かったねぇ。
で、マスゴミって海外でもマスゴミなんだろなあ、とぼんやり考えていて思い出した事のメモ:
1995年の阪神大震災当時、海外での報道についてもたくさん紹介されていた。
その中で「マスゴミ」的印象に残った報道2景。
・長田区の焼け跡を笑いながら歩く小学生達の写真に「東洋的微笑」とキャプションをつけたフランスの新聞。
被災してたって笑ったりするだろ、JK?
被災した地区の小学生は全員重度のPTSDにでも罹患して笑顔を忘れるのが「正常」なのであり、微笑みが見られるならそれは「東洋の神秘」というわけだ。多分。*1
・低地の長田区の甚大な被害にくらべ高台の高級住宅地の被害が小さい事に目をつけ、芦屋あたりのマダムのインタビューを掲載して、被害にも貧富の格差と報道したアメリカの雑誌。
事故直後に報じられた震源地は、「揺れ始め」の地点であり、地震計による到達時間からの震源測定は、この揺れはじめの地点しか決定出来ない。
その後の余震分布や断層調査によって、震源域は淡路島北端から神戸長田地区の直下であったことはほぼ間違いない。
震源域の真上と、震源域の東端で被害が著しく異なってもそれが直ちに家の作りの頑丈さの違いに結びつくわけではない。
*2
単純に記者の売れる記事重視の視点と考えていいように思える。
日本の○○は××なところがダメという議論に往々にして欠けているのは、では「日本以外」はどうなんだろうというところではないかと思う。
私程度では結局エピソードを書き連ねる*3くらいしか出来ないわけではあるのだけれど。