リーマンショックの思い出

"Economics, Technology & Media"での紹介記事。2007年初旬に金融崩壊を予言してた人

ファーバー:証券株が上がってる限り、まだ過剰流動性がある。しかし、他のところでは信用収縮の兆候がある。サブプライム・ローンは借りるのが難しくなってるし、スプレッドも広がっている。

(中略)

円のキャリートレードは、突然逆転する。レバレッジは収縮して、資金は円に逆流する。逆転が起これば、円は例えば米ドルなどに対して急上昇するだろう。したがって私のマクロ投資は、円に対する長期のコールだ。長期的に見れば、低利回りの通貨を借りて、高利回りの通貨に投資するのはアホな戦略だ。1年、いや2年、3年は上手くいくかもしれんが、突然恐ろしいほどの痛い目にあうだろう。


2000年代に入る前後からずっと、実体経済の何倍もの金が動く世界は間違いなくバブルだと思ってたし、そのうちアメリカが資本主義は新時代に入ったなんて言い出したのはたわごとだと思ってた事をこれ読んで思い出した。

リーマン破綻のニュースに接した時は、すぐに山一證券の破綻を連想させたから、これは世界恐慌の始まりかも知れないと思ったし、その日の昼休み、雑談でも話したっけ。(そもそもニュースを知ったのは会社の昼休みだったな)
で、これは円キャリーが巻き戻してすげー円高になるとすぐに思ったけど、FXに手を出す気にはならんかったし、すぐにはじめられるかも判らんかったな。


それから何日か、自分が身銭切ってたコモディティとかの信託投資の基準価額がドカドカ下がってくのをぼーぜんとみてたんだから、話にならんのですけどね(笑)
で、コモディティ下がっても金はしばらく伸びると思って田中貴金属のサイトとか覗いたんだけど、これも結局買わんかった。
あ、あと、「UBS世界株ショート」も買っとけば確実かもと思ったっけ。(これはどっかの掲示板に書いたな。)
でも買わなかった。
自分の見立てに自信がなかったからなぁ。(円キャリートレードの巻き戻しによる円高だけは間違いないと思ったけど)


そのうち事故って入院しちゃったんだけどね。


以上、一年経って忘れかけてるんで、自分用メモ。